ボートレース業界の仕組み

ボートレースの売上金の流れ

約 2.8%

日本財団へ交付金

約 1.3%

(一財)日本モーターボート競走会への交付金
レースを主催する自治体から委託を受け、ボートやモーターの維持・管理、競走開催中の管理、 レースの公式かつ安全な実施のために使われています。

約 0.2%

地方公共団体金融機構への納付金
地方公共団体金融機構を通じて、上下水道の整備など、地域で役立てられています。

実費

開催経費
管理費、人件費、施設費、選手への賞金などに使われています。

残額

レースを主催する地方自治体
地方自治体の予算に組み入れられ、小中学校や体育館、美術館、公営住宅や病院などの公共施設の建設に使われています。

ボートレース戸田では、様々なまちづくりに貢献しています。

埼玉県 - 戸田ボートレース企業団
こどもの国の再整備事業(戸田市)

2012年12月までの40年間、こどもの国は、絶好の遊び場として戸田の子どもたちを見守り続けてきました。スイカドームが目印だったこの施設は、2015年4月に乳幼児から中高生まで利用できる複合施設として新しくオープンしました。

新しいこどもの国は、建物と自然が一体となった施設です。広場と屋上をつなぐ「緑の丘」をつくり、子どもたちが敷地内を駆け回って遊ぶことができます。また、建物内部には、児童センター、学童保育室、保育園を整備し、児童センターには、乳幼児や低年齢の子どもが安心して利用できるプレイルームや屋内砂場、小学生や中高生が天候に左右されず思いきり体を動かせる軽体育室、ダンスやバンドができるスタジオなどを設置しています。年代や時間帯に応じて多目的に利用でき、子どもを中心に地域の人が集まる交流拠点として位置付けています。

ボートレースの収益金は、このような子どもたちの居場所を整備する費用の一部として活かされています。

埼玉県 - 戸田ボートレース企業団
人々が憩える川へ(川口市)

(旧)芝川は、流域面積約18.45km²、流路延長約5.5kmの一級河川です。その流域のほぼ全域が川口市の市街地で、人口が多い場所を流れています。

(旧)芝川は、かつて水質が悪化していましたが、さまざまな取り組みの結果、水質は徐々に改善されてきました。また、水質だけでなく遊歩道をはじめとした水辺空間整備も進められています。(旧)芝川は、整備を行うことだけにとどまらず、常にきれいな状態を保つため、整備完了後も地域の方と協働で適切な維持管理を行っています。 芝川は水質的にも空間的にも地域の人々が憩える河川を目指して、これからも整備を進めていきます。

ボートレースの収益金は、このような河川の整備にも活かされています。

埼玉県 - 戸田ボートレース企業団
良好な住環境のための区画整理事業(蕨市)

蕨市では、良好な住環境を整備し、災害に強いまちづくりを推進するため、土地区画整理事業を行っています。昭和58年度(1983年度)に事業認可を受けた錦町区画整理事業は、85.1haの区域を対象に実施し、関係権利者の皆さんと協議を重ねながら、仮換地指定や建物移転、街路築造などを進めています。事業の進捗状況は、平成28年度末(2016年度末)で家屋の移転が約61%、整備面積は約59%となりました。今年度は、街路築造工事や都市計画道路の舗装新設工事、排水路整備工事などを予定しており、計画的に事業を推進しています。

ボートレースの収益金は、このような住環境の整備費用の一部として活かされています。

埼玉県 - 埼玉県都市ボートレース企業団
地域の人々が集う新たな拠点です(鴻巣市)

2014年1月6日にオープンした「かわさと館」は、視聴覚室をはじめ、図書室や調理実習室、体育室などを備えた「川里生涯学習センター」のほか、遊戯室や図書コーナーなどを備えた「川里児童センター」、地域の行政拠点となる「川里支所」の3つの施設が一体となった複合施設で、調理実習室を災害時の炊き出しに利用できるよう1階に配置するなど、防災拠点としての機能にも配慮しています。

また、「かわさと館」という愛称は、市民の皆さんに親しまれる施設となるよう公募で決定しました。

地域の皆さんが集い、交流の輪を広げる生涯学習活動の拠点として、また、子育て支援や健康づくりの拠点として、小さなお子さんから高齢者の方まで幅広い年代の方々にご利用いただいております。

ボートレースの収益金は、このような地域拠点施設の整備にも活かされています。

埼玉県 - 埼玉県都市ボートレース企業団
道路施設の整備や駅前広場の維持管理に活用しています(朝霞市)

埼玉県の南西部に位置する朝霞市は、1967年に誕生し、2017年3月15日に市制施行50周年を迎えました。

都心に近く、交通の利便性に優れると同時に、豊かな自然と景観があり、都会的な生活と穏やかな日常を両立することができるまちで、約14万人の人々が暮らしています。

その市民の生活にとって、道路はなくてはならないものです。

2017年度には、道路交通の安全性を確保するために、道路修繕工事や、道路照明灯の設置、道路や側溝の清掃を行ってまいりました。また、駅前広場の清掃や植樹帯の維持管理などを行い、市民が快適に利用できるよう努めています。

ボートレースの収益金は、このような道路施設の整備や駅前広場の維持管理の計画的な実施にも活かされています。

埼玉県 - 埼玉県都市ボートレース企業団
本庄市立図書館をリニューアルしました(本庄市)

築後30年以上が経過し、老朽化の進んでいた図書館に、耐震壁の新設、照明設備のLED化、外壁の張り替え、空調やエレベーターなど設備の更新、内装改修などの大規模な改修工事を行いました。増築も行い、図書の収蔵能力を増強するとともに、親子で読書等を楽しめる畳のコーナーやWi-Fi環境の設置など、幅広い世代に利用しやすい図書館に生まれ変わりました。2017年1月21日にリニューアルオープンし、地域の方々に親しまれています。

本事業には、ボートレースの収益金が一部充当されました。ボートレースの収益金は、このような生涯学習施設の整備に活かされています。

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